キューピーの音楽評論(仮)

星野源のファンブログ

山岸聖太さんの作品紹介(+星野源)

山岸聖太(ヤマギシ サンタ)さんは、
映像ディレクター。
星野源が代表を務めていた映像制作ユニット
‘’山田一郎‘’の一人でもありました。
その頃の作品はこちら。

SAKEROCK『ホニャララ』


星野源さんファンであれば、
是非チェックしてほしい。
SAKEROCKは、星野源さんリーダーで
活動していたインストバンドです。

NHKのCMのようなもの
(ナレーション:星野源)
から始まるのも面白い。

本編は、海外のホームドラマ
(‘’ラルフ ‘’や、‘’フルハウス‘’)
を彷彿とさせます。

セリフ(字幕)のデタラメさが、
面白すぎます。

思いもよらない展開になる、
ドタバタ感が楽しめます。

曲がインストというのは、
MVの自由度が高まるのだなあー。
と、私は感心しました。

山岸聖太と星野源の今の関係は?

今も星野源DVDコンテンツ、
YouTube動画等の制作をしています。
例えば……

星野源『Friend Ship』の視聴動画


YouTubeの公式動画の制作も、この方。
星野源さんと親しそうに話しているのが、
山岸聖太さんです。
星野源さんも、リラックスした様子。

星野源さんのDVDコンテンツの冒頭、
動画紹介があるのですが
そのときも、楽しげな声が聞こえます。

時には、
ニセ明さん(星野源の別キャラ)に
インタビューしていたり。

DVDの副音声では、
いつも星野源さんと雑談をします。

この二人は、
何時間でもくだらない話ができる関係。



AERAの星野源対談連載でも、
山岸聖太さんと対談していました。
(2017年10月発売分)


制作サイドの人が
こんな表に出ることも少ないだろうが、
親友と自主制作しているかの雰囲気が暖かい。

売れる前からの制作仲間を、
大切にしていることが素敵。

山岸聖太さんの作品はどんなもの?

意外なアーティストの映像も作っています。
私が特に面白いと思った映像を紹介します。

乃木坂46
『別れ際、もっと好きになる』予告編


シュールで、深夜ドラマを見ているようなMV。
トップアイドルにやらせるのが面白い。

謎の「ナマステ」コールのシーン
気になりすぎます。
メンバーが、真面目に練習しています。

インド人、オムさんが
「あーん」と
カレーを食べさせてくれるシーン。
奇妙でしかありません。

私は、AKB48の『ポニーテールとシュシュ』
のような可愛らしいMVと偏見を持っていた。
それが、裏切られた作品です。

乃木坂46『あの教室』


これは、ホントに意味わかんないです。
何故に袋を被っているのか!?
美少女なのに!?

ただ、最高に面白い。
リアルにいれば、電波系少女ですが
美術セットが、教室なのが更にイタイ。

この不思議な振付は、
星野源さんの『夢の外へ』『化物』、
SAKE ROCK『会社員』でも振付をしている
井手茂太さんです。

こちらの振り付けも面白いですね。
〇〇っぽい(どこかで見たことある)
振り付けでないものはワクワクします。

曲の内容は、アオハルです。
学生時代の甘酸っぱい恋。
リア充まっしぐらです。

乃木坂46『逃げ水』


こちらは、
一番シュールなドラマかもしれない。

アイドルらしさは逸脱してます。

アイドルらしさに縛られる必要はないです。
人気ドラマ『トリック』を思い出しました。

閉鎖的で妖しい、胡散臭い空間!?
それが通ってしまう世界観。

屋敷で見習い修行(?)します。
不気味な衣装で、不気味な踊り。

“逃げ水”とは、
近づくと消える蜃気楼の一種です。
その危うさが表現されているからでしょう。

乃木坂46『斉藤優里×山岸聖太-予告編-』


これは個人PVというものです。
バナナ=乃木坂46の公式お兄ちゃん
『バナナマン』を意識してのアイテム
ということはわかりました。

不思議×可愛い印象ですね。

ここまで、乃木坂46の作品紹介でした。
トリッキーな作品が多い印象でした。

アイドル以外の作品も手掛けています。

OKAMOTO'S 『HEADHUNT』


音楽はロックでカッコイイが、
警察官の内なる叫びが聞こえてきます……。

警察官さんの日常を描いています。

嫌われ役、巻き込まれ役になる警察官。
お勤め、お疲れ様です。

日常の平和を守ってくれてありがとう。
警察官の表情に影があり、
疲れた心を労わってあげたくなります。

スチャダラパーとEGO-WRAPPIN'
『ミクロボーイとマクロガール』


透明感があるのに、主張する歌声がいい。
EGO-WRAPPIN'のボーカルが好きです。
波間の揺らぎのような、心地よさがあります。

映像では、
素朴さもありながら、色々な工夫が見られる。
のんさんの雰囲気、演技も合っています。

チャットモンチー『いたちごっこ』


こんな所に‘’どんぎつね‘’
日清どん兵衛のCMで、どんきつね役)
でお馴染み、吉岡里帆さんが可愛い。

この可愛い人誰!?
と話題になっていたようです。

日常のストーリーの中にも、
POPな可愛さが表されています。


……どれも良いですね。
画的なインスピレーションや、雰囲気を重視した
作品が多いと感じました。
歌詞の内容とは、関係あるような、ないような。


他にも作品は色々あります。
興味のある方は是非チェックしてみてください。